第28回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会

会長挨拶

会長

第28回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会 会長
山形大学医学部外科学第二講座
大泉 弘幸



この度,第28回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会を2021年3月6日(土曜日)に開催させていただきます。
当初は、山形市の会場(山形テルサ)での開催準備を進めて参りました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は未だ収束の兆しを見ることができません。このような状況で本大会をどのように開催するかを慎重に検討させていただき、最終的には、従来と全く異なるWEBでの開催で実施することとさせていただきました。新たな試みのため多くの点で不備が発生し、皆様にはご迷惑をおかけする可能性がありますが、コロナ禍の緊急事態に免じご容赦のほどお願い申し上げます。
医療の発展は目覚ましく、気管支鏡は呼吸器疾患の診断・治療の向上に大きく寄与しています。今回は、「新時代における気管支鏡技術」をテーマとし、これらの基盤を担う技術を中心に、新しい話題などをも含めて、第一線の先生がたにご講演をお願いしました。また、気管支鏡とCOVID-19の講演もお願いしております。当日、講師の先生がたには、いくつかの設問をお願いし、参加者には講演毎にその解答をいただくことも予定しております。
本来であれば、皆様に会場へお越しいただき、大会はもちろんのこと、山形の景観や食文化などの風土も楽しんでいただくつもりでした。このような開催形式となることは、極めて残念ではありますが、新しい時代の試金石となる、意義のある大会になると確信しております。皆様にはご理解を賜り、ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。