第30回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会

会長挨拶

会長

第30回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会 会長
みやぎ県南中核病院 呼吸器外科
桜田 晃



 暑さ厳しき折、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度、第30回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会を2023年2月18日(土)、宮城県仙台市の仙台国際センターにて開催させていただくことになり、事務局一同、その計画と運営に関する準備を進めております。
 本会は、気管支鏡専門医、気管支鏡指導医を対象として、気管支鏡に関わる最新の治験や技術などを教育する目的で行われ、今回で第30回を数えます。日本呼吸器内視鏡学会の専門医制度上の単位が付与されることもあり、多くの呼吸器内科医、呼吸器外科医、放射線科医、病理医が参加します。
 現在、呼吸器疾患、特に肺癌の治療においては、適切な薬物治療を行うために正確な検体採取の要請が以前にも増して強くなっており、そうした疾患の治療に携わる医師の関心も高いものがあります。
 また、デバイスの進歩による、肺癌以外の診療における進歩も目を見張るものがあり、本会を行うことにより、これまでよりもさらに踏み込んだ形で適切な薬剤やデバイスの使用が実現されるようになることが期待されます。微力ながら、医療者そして関係者のともに目指す患者さんの幸福に貢献できるよう、全力を尽くす所存です。
 コロナ禍ではありますが、皆様の日々の診療に役立つ会にしたいと考えておりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。