第171回日本消化器内視鏡学会東北支部例会

演題登録

演題募集期間

2023年9月20日(水)~10月25日(水)正午 11月8日(水)正午
登録を締め切りました。


募集内容

テーマ「明日からの日常診療に役立つ内視鏡診療」


シンポジウム1

「消化管腫瘍性病変に対する内視鏡診療 ~診断・治療の工夫とリスクマネージメント~」(公募)

消化管腫瘍に対する内視鏡診断学は、通常観察、画像強調観察、拡大観察、超拡大観察などにより大きく進歩してきた。またAIの導入による内視鏡診断も期待されている。拾い上げ診断、質的診断、範囲・深達度診断など、治療方針決定のための内視鏡診断の役割は大きくなっている。超高齢社会を迎えて低侵襲治療に対する需要が高まり、消化器領域では内視鏡治療の果たす役割も大きくなっている。内視鏡治療の発展とともに手技はますます複雑化し、また高齢者の患者も増えているため、内視鏡治療における偶発症のリスクは増加している。上部消化管では、咽頭・食道・胃・十二指腸と扱う臓器が多く、臓器特有のコツや偶発症に対するマネージメントが必要である。下部消化管では、ポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を中心に広く普及し、近年ではcold polypectomy、Underwater EMR、各種トラクション技術を用いたESDなど様々な技術が開発されている。大腸はスコープ操作性が不良になりやすく、穿孔時の腹膜炎の重症化など、内視鏡治療に対する問題点が多く存在している。診断と治療の両面において、ストラテジーやデバイスの使用など各施設での工夫やコツ、新しい方法の成績、偶発症の予防策や合併症時のトラブルシューティングなど、幅広く発表いただき、現状と課題について議論をしていただきたい。


シンポジウム2

「胆膵疾患に対する内視鏡診療 ~診断・治療の工夫とリスクマネージメント~」(公募)

胆膵内視鏡による診断や治療は飛躍的な進歩を遂げている。ERCP関連手技では,デジタル型胆道内視鏡を用いた診断、胆管内ラジオ波焼灼術、小腸内視鏡を用いた術後再建腸管症例に対する診断・治療などが報告されている。また、悪性胆道閉塞のみならず、良性疾患に対してもEUS-BDを中心としたEUS関連手技が行われ、安全性が確立しつつある。一方で、ERCPにおける胆管挿管や胆汁・膵液細胞診採取の工夫、良悪性胆道閉塞に対する至適ドレナージ方法の選択など、従来からの基本的技術の改良や若手医師への教育方法なども依然として重要な課題である。本シンポジウムでは、各施設における教育の現状、手技成功のための創意工夫、偶発症に対するリスクマネージメントなど提示して頂き、現時点での最善策を改めて検討し、明日からの実臨床に役立つような有意義な議論ができる場にしたいと考えている。胆膵内視鏡治療に携わる幅広い施設からの多岐にわたる演題を募集したい。


パネルディスカッション

「腹部救急医療における緊急内視鏡 ~現状とリスクマネージメント~」(公募)

緊急内視鏡は「全身状態が重篤になると予想される上部・下部消化管、胆道・膵臓の急性症状に対して、診断、治療、および予後の判断のために最優先になされる内視鏡検査・治療」と定義されている。緊急内視鏡は低侵襲できわめて効果的な結果が得られることから、救急医療における内視鏡の果たす役割はますます大きくなっている。適応となる腹部救急疾患は,消化管出血、消化管異物、消化管穿孔、大腸閉塞、閉塞性胆管炎などがあげられる。いずれもすぐに処置をしないと重篤化する疾患を含んでおり、迅速に適応を検討し、厳重なモニタリングのもとで施行する必要がある。対象は小児から高齢者まで含まれ、特に超高齢社会となった現在では高齢患者の占める割合が年々増加している。また、高齢化に伴い抗血栓薬服用中の患者や多くの併存疾患を有する患者が増え、緊急内視鏡のマネージメントには、より高度な診療技術が必要とされている。本セッションでは上記疾患に対する緊急内視鏡において、各施設における現状と問題点、マネージメントなどについて取り上げ、活発な議論をしていただきたい。


第27回プレナリーセッション(公募)

「めざせ!消化器内視鏡専門医」

今回も消化器内視鏡専門医を目指す若手医師を対象としたプレナリーセッションを行います。これから消化器内視鏡専門医をめざす医学部卒後2年以内の『研修医』と卒後3年から5年の『専攻医・専修医』の先生方を筆頭演者として、合計5名の優秀演題を支部例会当日に選考し、評議員会で報告した上で表彰式にて表彰状と奨励金を授与します。さらに、上位3人の筆頭演者は後の日本消化器内視鏡学会総会へ本部から招待されます。多数の若手医師の応募を期待しています。


一般演題(公募)

消化器内視鏡に関する演題を広く募集いたします。なお、プレナリーセッション「目指せ!消化器内視鏡専門医」に残念ながら選出されなかった若手の先生方の演題も、一般演題としてご発表していただきます。多数の演題のご登録をお願い申し上げます。


演題申込方法

演題申込みは全て、本ホームページからのオンライン登録(UMIN)のみとさせていただきます。
推奨ブラウザ:Firefox、Google Chrome、Microsoft Edge、Safari
(Internet Exploreはサポートが終了しており、一部の機能において正常に動作しない可能性があります。)


COI(利益相反)状態について

日本消化器内視鏡学会東北支部例会で講演・発表を行う場合、会員又は非会員の別を問わず発表者の全員(発表者の全員の配偶者、一親等の親族又は生計を共にする者を含む。)利益相反について申告する必要があります。
抄録登録時の前の年から過去3年間を対象にCOI状態を『様式1 COI申告書』により、自己申告してください。


  COIの有無
 筆頭演者  あり  あり  なし  なし
 共同演者  あり  なし  あり  なし
 COI申告書  1人1枚必要(全員分)  不要

注意事項:演題の発表者は、全員分(筆頭発表者及び共同演者)のCOI申告書を取りまとめて、運営事務局に提出してください。
※例として、発表者が共同演者を含めて5名の場合、5枚の申告書が必要です。 発表者が3演題登録している場合には、各演題ごと3枚必要です。

[様式1]COI申告書 (2020年9月23日改定)
詳しくは、下記日本消化器内視鏡学会HPをご確認ください。
日本消化器内視鏡学会
※提出期限:演題募集締切日から1週間以内。

<提出先>
第171回日本消化器内視鏡学会東北支部例会
運営事務局 演題登録担当
株式会社東北共立
FAX: 022-246-2591
E-mail: jges171@tohoku-kyoritz.co.jp


演題・抄録作成要項

1.文字数制限

演題名と抄録本文の合計の文字数は、消化器病学会:全角896文字(半角1,792文字)以内、消化器内視鏡学会:全角1,000文字(半角2,000文字)以内となります。
制限を超えて登録する事はできませんのでご注意ください。


2.講演形態(公募)

  • シンポジウム1
    「消化管腫瘍性病変に対する内視鏡診療 ~診断・治療の工夫とリスクマネージメント~」
  • シンポジウム2
    「胆膵疾患に対する内視鏡診療 ~診断・治療の工夫とリスクマネージメント~」
  • パネルディスカッション
    「腹部救急医療における緊急内視鏡 ~現状とリスクマネージメント~」
  • プレナリーセッション「めざせ!消化器内視鏡専門医(研修医(1~2年目))」
  • プレナリーセッション「めざせ!消化器内視鏡専門医(専攻医・専修医(3~5年目))」
  • 一般演題

3. 登録可能な著者数・施設等限 

登録可能な最大著者数は21名(筆頭著者を含む)、所属施設数は21施設(複数選択可)までとなります。
※ご注意ください※
主題演題(シンポジウム、パネルディスカッション)を選択された場合の共同演者の登録人数は、以下の通りとなりますので、ご注意ください。
消化器内視鏡学会:2名まで(筆頭演者含み3名)


4. 抄録本文の作成 

内容は【目的】【方法】【成績・結果】【結論】に至る論旨を明確にお書きください。抄録本文は、最初にご自身のパソコン(Text形式)で作成し、コピー機能を使って本文抄録用の枠内にペーストする事をお薦めします。図表を挿入、抄録中に書き込む事は出来ません。また、上付き文字、下付き文字、イタリック、太文字、アンダーラインが必要な場合は、抄録作成欄の記号(タグ)をコピーし、必要部位にペーストしてください。文字変換用記号(タグ)は文字数にカウントされません。
なお、改行の際に生じる空白スペースも文字数としてカウントされます。改行を多用すると印刷スペースが不足する事になりますので、最小限に留めてください。


5. パスワードと演題登録番号 

登録の際に、登録者本人に任意のパスワード(半角英数文字・6文字)を決めて入力していただきます。演題登録が終了すると同時に、演題登録番号が発行されます。演題登録番号が発行されるまでは演題登録は終了していませんので、ご注意ください。

  • パスワードと演題登録番号は抄録内容の修正・削除、お問い合わせ時に必要となります。
  • パスワードと演題登録番号は必ず、演題申込み完了時の画面を印刷して保存してください。
  • パスワードと演題登録番号の記録、及び機密保持は、登録者本人に依存します。

なお、パスワードに関するお問い合わせには、セキュリティ確保の関係から、お答え出来ませんのでご了承ください。
演題登録はホームページ上で完了するため、支部例会事務局へ郵送するものは何もありません。登録画面のE-mailアドレスに記入したアドレス宛、自動的に受領通知(メール)が返信されますので、受領通知が届きましたら、確認修正画面にて登録番号とパスワードを用いて、必ず登録内容を再度ご確認ください。受領通知が届かない場合は、登録が完了していない可能性がありますので、本欄末尾を参照し、お問い合わせください。



6. 注意事項

締め切り間際には、登録・変更が殺到し、登録画面にアクセスしにくい可能性がありますので、早めの登録・変更をお勧めいたします。また、抄録内容の変更を必要とされない方も、念のためホームページへアクセスして「確認画面」で抄録内容を呼び出し、抄録が登録されている事を確認してください。
抄録の登録に関するお問い合わせは、本欄末尾の問い合わせ先にE-mailにてお願いいたします。直ちに回答できない場合もございますが、ご了承ください。
演題登録後も締切前であれば抄録等の修正・削除は可能です。
※インターネットによる演題登録は、大学医療情報ネットワーク(UMIN)事務局の全面的な支援の下に運営されていますが、本学会への演題登録に関してUMIN事務局への直接のお問い合わせは御遠慮ください。


7. 登録画面


8. お問い合わせ先

第171回日本消化器内視鏡学会東北支部例会 運営事務局
株式会社東北共立
〒982-0001 仙台市太白区八本松2-10-11
TEL:022-246-2591 FAX:022-399-7749
E-mail: jges171@tohoku-kyoritz.co.jp