時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
来る令和5年10月7日（土）、8日（日）、９日（月・祝日）の３日間、宮城県仙台市の東北大学星陵キャンパスにおきまして、第77回日本人類学会大会を開催する運びとなり、現在鋭意準備を進めております。
人類学とは、「生物としてのヒト」を総合的に研究する学問で、ヒトとは何かを科学的に偏りなく理解し、実証的で妥当性のある人間観を確立することを目標としています。人類学の研究団体である日本人類学会は明治時代に発足し、日本の人類学研究の中心的役割を果たしてきました。現在の人類学会では自然人類学（形質人類学）の研究者を中心に、人類の起源と進化、変異や適応、化石人類、日本人の起源、生体計測、歯の人類学、成長、霊長類、生態学など広範囲な研究が行われています。研究成果の発表の場である日本人類学会大会は昭和11年（1936）年に第１回大会が開催されて以来、今日に至るまで人類学研究の成果を社会に還元すべく活発な活動を続けてまいりました。全国の大学等が分担して学会大会開催を担当しており、仙台市で開催されるのは昭和40（1965）年以来58年ぶりのこととなります。
本大会の運営にあたりましては、簡素、質素を旨といたす所存ではございます。しかしながら、諸経費の高騰により会員等による参加費のみでは運営が困難と考えられ、その費用のかなりの部分を寄付金に依存せざるを得ないのが実情であります。本大会を成功裡に収めるには皆様のご支援が欠かせません。厳しい経済状況下でのお願いとなってしまい誠に恐縮ではございますが、第77回日本人類学会大会開催の趣意をご理解いただき、ご支援を賜りたくここにお願い申し上げる次第です。
末筆ではございますが、皆様の益々のご発展をお祈り申し上げます。
第77回日本人類学会大会
大会長 鈴木 敏彦
（東北大学大学院歯学研究科 歯科法医情報学分野）
申込書（wordファイル）をダウンロード頂き、必要事項を記載の上、第77回日本人類学会大会運営事務局まで、メールかFAXでお送り下さい。
第77回日本人類学会大会 運営事務局
E-mail: asnpsj2023@tohoku-kyoritz.co.jp
FAX：022-399-7749
第77回日本人類学会 運営事務局
株式会社東北共立
〒982-0001 宮城県仙台市太白区八本松2-10-11
TEL：022-246-2591 / FAX：022-399-7749
（10:00～17:00 土日祝を除く）
E-mail: asnpsj2023@tohoku-kyoritz.co.jp