日本消化器病学会東北支部第213回例会

ご挨拶

会長

日本消化器病学会東北支部第213回例会 会長
元井 冬彦
山形大学大学院医学系研究科医学専攻
外科学第一講座




 第213回日本消化器病学会東北支部例会を担当致します、山形大学外科学第一講座の元井冬彦です。歴史と伝統のある本会をお世話する機会を得ましたこと、多くの会員・役員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、現場の医療機関はもちろん社会の様々の領域で依然大きな影響を及ぼしております。集合形式での学会・研究会・セミナー等への参加が困難な方も多いと思います。本例会はハイブリッド形式の開催として、WEB配信を充実させて多くの皆様が参加しやすい形式を目指して準備しております。

昨今、低侵襲デバイスの発達や薬物療法の進歩に伴い、内科・外科の協働により治療困難であった消化器疾患・病態に対しても有効な介入が可能になって来ております。シンポジウムでは、「内科と外科の協働治療」をテーマとして、各施設の取り組みを広く募集します。また、パネルディスカッションでは「女性医師のキャリアパスを考える」を、特別企画として「目指せ消化器病専門医」で研修医・専攻医からの演題を募集します。優秀演題を表彰致しますので、奮ってご応募頂ければと思います。専門医セミナーでは、膵癌診療をテーマにエキスパートから解説頂く予定です。

   コロナ禍ではありますが、皆様の日々の診療に役立つ会にしたいと考えておりますので、多くの皆様の演題登録と参加をお待ちしております。