固定チームナーシング研究会 第17回東北地方会 大会長
和知 洋子
公益財団法人仙台市医療センター 仙台オープン病院
平素、固定チームナーシング研究会におきましては、皆様のご理解とご支援を賜り、感謝申し上げます。
さて、昨年度はコロナ禍においても宮城厚生協会・坂総合病院によりWEBでの開催を実現させ、東北の地で固定チームナーシングを伝承することが出来ました。今年度もその襷を受け取り、当院で第17回東北地方会を開催する運びとなりました。テーマを「責任と継続性のある看護~地域包括ケア時代を担う看護師育成~ 食を通し「その人らしく生きる」を支援するとしました。
現医療情勢は、団塊世代の高齢化に伴い、地域医療構想がますます加速している状況です。そのため、私達看護者は、病院内外問わず、継続した質の高い看護の提供の担い手として責務を果たさなければなりません。固定チームナーシングとは、小集団活動理論を活用しており、私は、これこそが医療社会の担い手としての役割を果たすツールとなると考えます。
今回は「“食を通してその人らしく生きる”を支援する」を掲げ、食の支援を切り口として「固定チームナーシング」のフィールドを通したツール活用内容についてディスカッションが出来たらいいと考えています。
完全WEB開催ではありますが、多数のご参加をお待ちしております。