第22回 日本神経内視鏡学会

招待演者紹介

演者

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河野龍太郎
自治医科大学医学部 医療安全学(附属病院医療安全対策部兼任)
メディカルシミュレーションセンター センター長

特別講演 医療事故調査制度の実際
11月5日 13:10~14:30

本年10月1日より医療事故調査制度がスタートいたしました。そもそも、どういった制度なのか、どんな対応が必要なのか、我々医療従事者にとって切実な問題であります。とくに、脳神経外科領域にとどまらず内視鏡手術における術前後の説明や、提供する医療の質などに対して厳しい視線が投じられているのが現状であります。本制度の開始にあたり、ヒューマンエラー対策の専門家である河野龍太郎先生に詳しくご説明頂きます。

海外招待演者

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Paul A Gardner
University of Pittsburgh Medical Center

特別シンポジウム4 神経内視鏡×解剖学
11月6日 9:40~11:00
Keynote lecture
11月6日 13:20~13:50

University of Pittsburgh Medical Center(UPMC)より、Paul A Gardner先生をお招きし、Endoscopic Endonasal Approachについてご講演いただきます。Gardner先生は多くの論文及び著書を執筆なさっておられるのみならず、UPMCにおいてCadaverをもちいたTraining Courseを定期的に開催されています。このTraining courseには世界中から参加者が集まります。本会では、シンポジウムにおいてEEAに必要な手術解剖学の基礎をお示しいただくとともに、Keynotel ectureでは頭蓋底腫瘍への応用と限界についてご講演いただくこととなっております。

海外招待演者

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Abel Po-Hao Huang Abel Po-Hao Huang
National Taiwan University Hospital

特別シンポジウム2 医療機器開発
11月5日 8:30~10:25
シンポジウム4 脳内血腫
11月6日 11:00~12:00

台湾大学よりAbel Po-Hao Huang先生をお招きし、新たな医療機器開発について世界市場での視点からご講演いただきます。米国Stanford大学でBiodesignについて研鑽を積まれ、現在、多くの投資家の支持を取り付けつつ新たな医療機器を開発している最中であります。現在に至るまでの神経内視鏡領域の進歩は、道具や機器の発展に依存しており、この傾向は今後も継続すると予想されます。真のニーズ探索から開発、知財確保、製品化に至るまで多くの段階が存在し、それぞれに困難な過程がございます。現在進行形でご活躍であるHuang先生のご経験から、医療機器開発のTipsや今後の流れについてご講演いただきます。