ご挨拶

第17回肥満と消化器疾患研究会
当番世話人 正宗 淳
(東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野)
この度、第17回肥満と消化器疾患研究会を 2027年5月5日(水)、北海道札幌市のTKP札幌駅カンファレンスセンターにて開催する運びとなりました。
本研究会は、肥満に関連する消化器疾患の病態解明ならびに予防・診断・治療法の発展を目的として、日本消化器病学会附置研究会として発足し、2014年以降は同学会関連研究会として活動してまいりました。これまで、故坂井田功先生、竹井誰之先生、令和3年からは池嶋健一先生が代表世話人として本研究会の発展に多大なるご尽力を賜っております。
近年、食習慣の変容や環境因子の影響により肥満症は増加の一途を辿っております。肥満症は単なる体重増加にとどまらず、糖尿病や脂質異常症、代謝異常関連脂肪性肝疾患、胃食道逆流症、さらには消化器癌など、多岐にわたる疾患の発症に深く関与することが明らかとなっております。近年の治療の進歩により、肥満症は「生活習慣に伴う疾患」から「治療可能な疾患」へとパラダイムシフトが進み、肥満医学は新たな局面を迎えています。
本年度は「肥満消化器病学の深化」をテーマに掲げ、これまでの知見をさらに発展させるとともに、新たな研究成果を共有し、多角的かつ包括的な議論を行う場として、本学術集会が充実したものとなるよう準備を進めております。さまざまな学術領域の先生方にご参加いただき、活発な討議を通じて学術のさらなる深化に寄与したいと考えております。