連携と実装で切り拓く心血管病・脳卒中医療の新時代
第14回日本心血管脳卒中学会学術集会
会長 富田 泰史
弘前大学大学院医学研究科
循環器腎臓内科学講座 教授
連携と実装で切り拓く
心血管病・脳卒中医療の新時代
この度、第14回日本心血管脳卒中学会学術集会を、2027年4月17日(土)に青森県青森市(リンクステーションホール青森)にて開催させていただくことになりました。
日本心血管脳卒中学会は、心血管領域と脳血管領域の専門家が集い、分野を超えた連携と交流を目的とする横断的な学会です。脳卒中・循環器病対策基本法の制定以降、心血管病や脳卒中をはじめとした循環器病への取り組みは、わが国においてますます重要性を増しています。循環器病による死亡は悪性新生物と並ぶ水準にあり、また脳卒中は要介護・寝たきりの主要な原因になっています。
こうした背景のもと、本学術集会は、心血管領域と脳血管領域の双方に深く関わる循環器病について、病態の解明と診断・治療のさらなる進歩を図るとともに、専門家同士の交流をさらに促進することを目的として開催いたします。今回のテーマを「連携と実装で切り拓く心血管病・脳卒中医療の新時代」といたしました。わが国は世界に類をみない超高齢社会を迎え、心血管病と脳卒中は、多疾患併存やフレイル、認知機能低下といった高齢者特有の課題と密接に関連し、個人の生活や地域社会に大きな影響を及ぼしています。このような時代においては、臓器・疾患別の枠を越えた各専門領域の緊密な協働とともに、行政、産業界、学術機関が「連携」し、それぞれの強みを生かしながら「実装」を進めていくことが重要です。本集会が、多様な立場の専門家がつながり、新たな知見や実践を共有する場となり、心血管病・脳卒中医療の新時代を切り拓く契機となることを期待しております。
開催地である青森県は、世界文化遺産である三内丸山遺跡などの縄文遺跡群や、世界自然遺産である白神山地を有し、豊かな文化と自然の宝庫です。また、四季折々の海の幸・山の幸にも恵まれております。学術集会が開催される4月中旬は、日本一の桜の名所として名高い弘前市(青森市から電車で40-50分)の弘前公園にて、「弘前さくらまつり」が開催される時期にあたります。学術的な交流のみならず、美しい桜に包まれる青森の春を、ぜひ皆様に体感していただきたいと思います。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
© 2026 The 14th Annual Meeting of the Cardiovascular Stroke Society of Japan