会長挨拶

第215回日本消化器病学会東北支部例会
会長 宮坂 昭生
(岩手医科大学内科学講座消化器内科分野)

 日本消化器病学会東北支部例会第215回例会は、2023年7月7日(金)と8日(土)の2日間にわたり、盛岡市のアイーナ(いわて県民交流センター)で、第170回日本消化器内視鏡学会東北支部例会(久多良徳彦会長)と合同で開催させていただきます。歴史と伝統のある日本消化器病学会東北支部例会を担当させていただくことを大変光栄に思うと同時に、重責に身が引き締まる思いでおります。先ずは、このような貴重な機会を与えて下さいました支部会員の皆様方に感謝申し上げます。

 本支部例会は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が落ち着きを取り戻しつつある現状を考え、現地開催を目指して準備をすすめております。しかし、予想困難なためハイブリッドでの開催へ変更となる可能性もありますが、多くの施設の先生方と直接お会いしてお話ができることを楽しみにしております。

 消化器病学会と消化器内視鏡学会の合同開催は今回で5回目となりますが、両学会の特色を生かしつつ互いに協調して垣根なく討論や意見交換ができればと考えております。シンポジウムに関しては、「ベスト・アウトカムをめざした消化器病診療」をテーマとし、内科・外科、消化管・肝・胆・膵領域を問わず皆様より多数の演題をご応募いただき、消化器疾患への新たな診断、治療や予後改善をめざした取り組み、さらに今後の課題について幅広く発表および討論いただけることを願っております。また、消化器病女性医師の会と女性内視鏡医の会による合同パネルディスカッションを行う予定でいる他、専門医セミナーや特別講演も企画しております。そして、一般演題に加え、若手医師の発表セッション「特別企画:目指せ!消化器病専門医(研修医、専攻医)」も例年通り行いますので、多数の演題をご応募いただければ幸いに存じます。

 本支部例会が先生方の日常診療に役立つよう、日本消化器内視鏡学会の久多良会長と協力し、開催準備を進めてゆきます。多くの先生からの演題登録と多くの先生の参加を心よりお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


第170回日本消化器内視鏡学会東北支部例会
会長 久夛良 徳彦
(岩手県立大船渡病院内科・消化器内科)

 2023年7月7日(金)と8日(土)の2日間にわたり、第215回日本消化器病学会東北支部例会(宮坂昭生会長)との合同開催で第170回日本消化器内視鏡学会東北支部例会を担当させていただきます岩手県立大船渡病院の久夛良です。まだまだ若輩ものの私ではございますが、このような歴史ある消化器内視鏡学会東北支部例会の会長を務めさせていただくことを大変光栄に思うと同時に責任感を強く感じております。また、このたびの会長を拝命するにあたり支部長の飯島克則先生、岩手県幹事の松本主之先生をはじめとする幹事や評議員の先生方、そして東北支部会員の先生方に厚く感謝申し上げます。

 本支部例会は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきている状況ですので岩手県盛岡市のアイーナ(いわて県民交流情報センター)にて約3年半ぶりに完全対面形式の現地開催を予定しております。新型コロナウイルスの感染状況によってはハイブリッド開催の形式へ変更となる可能性もございますが、対面で東北支部の会員の先生方と直接お会いし活発な討論や意見交換ができることを楽しみにしております。

 今回の支部例会は、宮坂会長の消化器病学会と合同開催させていただくことから消化器内視鏡と消化器病診療に関して幅広く討論を行い、疾患や専門領域の枠をこえて包括的かつ建設的な学会が開催できればと考えております。主題シンポジウムに関しましては、「高齢者における内視鏡診療~適応と限界~」をテーマとして高齢者における内視鏡診療の適応や限界について再考し、消化管、肝胆膵の領域を問わず、現状の医療情勢を鑑みた内視鏡診断や治療、知見について幅広く演題を募集し討論したいと思います。また、ワークショップとして「内視鏡診療の創意工夫~トラブルシューティングを含めて~」を企画いたしました。私自身が地方の一般病院に勤務しており、日常診療で役立つような内視鏡のコツや創意工夫をトラブルシューティング含めて動画などで供覧いただき明日からの日常診療に活用できる情報共有の場にしたいと考えております。そして消化器病女性医師の会と女性内視鏡医の会主催にて合同パネルディスカッションを企画しており、特別講演やスポンサードセミナーにて最新の内視鏡診療トピックスをまじえて各領域のエキスパートの先生方にご講演をいただく予定です。恒例のプレナリーセッション「目指せ!消化器内視鏡専門医」や自由なテーマで応募可能な一般演題についても多数の先生方からのご応募をお待ちしております。

 東北支部会員の先生方の診療にお役立てできるような学会にするべく消化器病学会の宮坂会長と協力し、開催準備を進めてまいります。東北支部会員の先生方の多数のご演題応募とご参加をよろしくお願い申し上げます。

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