大会長挨拶

第6回日本臨床薬理学会北海道・東北地方会
会長 亀岡吉弘

(秋田大学医学部附属病院 血液腎臓膠原病内科学/臨床研究支援センター)

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、2023年7月15日(土)に第6回日本臨床薬理学会北海道・東北地方会を開催させていただくこととなりました(完全オンライン開催)。本会は「臨床試験を適正に行える教育・研修を行うとともに、薬物治療の向上、臨床研究の促進を計り、広く社会に対する啓発を行う」を目的として開催され、今回で6回目の北海道・東北地方会の開催となります。

臨床薬理学は、医薬品の効果・副作用を正確に把握し、最適な投与方法を選択することを通じて、患者さんの治療に貢献する非常に重要な学問分野であります。現在、医療の進歩に伴い、複雑な疾患や高齢化社会に対応した治療のニーズが高まっています。このような状況下において、臨床薬理学の発展はますます重要となっております。

今回はテーマを「よりよい治療を目指して」とさせていただきました。今後の治験や臨床研究について、様々な意見交換・討論の場を目指しております。

我々はこの地方会を通じて本学会がさらなる発展を遂げ、医療現場においてより一層貢献できるよう、努めてまいります。また、WEB開催の利点を最大限に活かし、全国の臨床研究に従事する皆様方に多数ご参加いただき、満足していただける地方会になるように最善を尽くしてまいります。何卒、ご指導・ご協力・ご支援を賜れますようお願い申し上げます。

2023年4月吉日