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日本病院薬剤師会東北ブロック第16回学術大会
大会長 山口 浩明
(一般社団法人山形県病院薬剤師会会長/
山形大学医学部附属病院教授・薬剤部長)
このたび、2027年5月15日(土)、16日(日)の2日間、日本病院薬剤師会東北ブロック第16回学術大会を、山形の地において開催させていただくこととなりました。東北をはじめ全国より多くの皆様をお迎えし、本大会を開催できますことを大変光栄に存じます。
本学術大会は、日々の臨床実践や業務上の工夫に関する研究発表や知識の交換、さらには会員相互の交流を通じて、病院薬剤師の資質向上と医療の発展に寄与することを目的としております。こうした本大会の趣旨を踏まえ、本大会では、変化する医療環境の中で求められる「薬剤師の新たな役割」について、より深く考える機会としたいと考えております。
大会のテーマは、「薬剤師が変わる、医療が変わる ~ウェルビーイングを支える専門性~」といたしました。少子高齢化の進展や医療ニーズの多様化に伴い、薬剤師には薬物療法の適正化にとどまらず、患者一人ひとりの生活や価値観に寄り添い、その人らしい生き方を支える専門職としての役割が求められています。こうした「ウェルビーイング」の視点を踏まえ、薬剤師がどのように専門性を発揮し、医療に貢献していくべきかを多角的に議論してまいります。
また、チーム医療の推進や地域医療への貢献、さらには次世代の人材育成など、薬剤師に期待される役割はますます広がっています。本大会では、現場に還元可能な実践的知見の共有を重視し、日常診療に直結する学びの場となることを目指しております。
さらに本大会では、第82回医薬品相互作用研究会シンポジウム(実行委員長:秋田大学医学部附属病院教授・薬剤部長 菊地正史先生)との合同開催を予定しております。医薬品相互作用は、薬物療法の安全性および有効性を担保するうえで極めて重要な領域であり、基礎から臨床に至る幅広い視点での理解が求められます。本シンポジウムを通じて、より高度で実践的な知見を共有し、薬剤師の専門性のさらなる深化につなげていきたいと考えております。
加えて、東北という地域に根ざした医療の視点を大切にしながら、参加される皆様にとって実りある学びと交流の場となることを願っております。
本大会が、今後の医療と薬剤師のさらなる発展に寄与する契機となることを心より祈念申し上げます。
© 2026 日本病院薬剤師会東北ブロック第16回学術大会