大会長挨拶

　第44回　公益社団法人日本口腔インプラント学会　東北・北海道支部総会ならびに学術大会を来たる2024（令和6）年9月14日（土）～15（日）に初秋を迎える山形市の山形テルサを会場に開催させていただくこととなりました。
今回の大会テーマは 
『 口腔インプラント治療の遠慮近憂を考える　～長期経過のその先へ～ 』
です。このテーマは我々にとってのインプラント治療の成功だけではなく、長期的な視野で患者さんの健康を見つめ、時にはその先を考える必要性を持ち続けたい、といった思いを込めて選定いたしました。 
　口腔インプラント治療は、患者さんの生活の質を向上させ、健康的な笑顔を取り戻すことができる重要な治療方法です。しかしインプラント施術の成功だけではなく、長期の経過観察が必要不可欠であることに異論はないと思います。
また、患者さんが諸事情により来院できなくなってしまうような状況もふまえ、先々に起こりえる様々な状況を想定し、それに対応する柔軟な対応が求められるのではないでしょうか？ 
　私たちは、常に患者さんが生涯を通して健康を最優先に考えなくてはなりません。
今回の大会で得られる知見が、参加いただいた皆さんの臨床現場で活かされることを期待しております。
　有意義な学びと交流のひと時となりますように！！ 
多くの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。