当番世話人挨拶
第13回日本臨床外科学会宮城県支部総会
当番世話人 神波 力也
大崎市民病院院長
この度、第13回日本臨床外科学会宮城県支部総会を2027年1月30日(土)に東北大学オーディトリアムにおいて開催するにあたり、当番世話人として一言ご挨拶申し上げます。本総会を今年も会員の皆様と対面形式で開催できることを嬉しく思うとともに、ご支援とご協力をいただいた関係各位に心から感謝申し上げます。
さて、人口減少、少子高齢化、物価・人件費高騰や働き方改革等の影響により多くの病院、とりわけ地方の病院が苦しい状況に置かれていることは周知のことと思われます。加えて、数年前から指摘されていた「外科医不足」が極めて深刻な状況にあることも広く知られるようになってきました。宮城県においても外科診療体制を含めた「持続可能な医療提供体制の構築」は喫緊の課題となっています。こうした事態を国も重く受け止め、2026年度の診療報酬改定において「外科医療確保特別加算」が新設されました。これは外科医療の持続可能性を高めるための重要な一歩ではありますが、根本的な解決策ではありません。やはり我々外科医自身がその魅力を広く発信し、外科医としての誇りを次世代に熱く伝えていく責務があると考えます。
そこで今回のテーマは「地域医療を守る外科の誇りと魅力」としました。個々の演題および白熱した議論を通して外科の魅力が大いにアピールされることを期待しています。
また、特別講演では東北大学大学院 医学系研究科 形成外科学分野教授 今井啓道先生をお迎えし、「「形成外科」である理由~アピアランス問題から他科連携手術、そして~」というタイトルで講演を賜ります。外科手術後の再建等に関するお話なども拝聴できる貴重な機会になると思います。多くの方々の参加をお待ちしております。
結びに、ご参加いただく会員の皆様に心から感謝を申し上げるとともに、本総会が宮城県の外科医療ならびに日本臨床外科学会の更なる発展につながることを祈念して当番世話人の挨拶とさせていただきます。