会長ご挨拶

第37回内視鏡外科フォーラムin秋田
大会長 有田 淳一
秋田大学大学院医学系研究科 消化器外科学講座
この度、「第37回内視鏡外科フォーラム in 秋田」を2026年5月9日(土)に秋田市にぎわい交流館AUにて開催させていただくことになりました。歴史と伝統ある本フォーラムの会長を務める名誉を賜り心より感謝申し上げます。
内視鏡外科フォーラムは東北6県を中心とした各地域から内視鏡外科手術の進歩と発展のために各領域の専門家や若手医師が集まり学術的検討を行う会であり、1992年に設立されました。設立当初はまだ内視鏡外科における新技術の検証や危険性の回避などが中心の議論でありましたが、時代が進み現在は手術治療の中心に位置していることをから、テーマを「次世代へ継ぐ、患者本位の内視鏡外科」といたしました。東北における各領域のロボット支援下手術を若手医師たちにどのように教育して普及させていくのか、安全性を担保しつつ内視鏡外科手術のメリットを最大限に生かし、患者へ真の利点を還元できる手技・技術は何であるかなどを考えるセッションを企画する予定です。
秋田での開催は7年ぶりとなります。秋田県には自然豊かで美しい名所が多数あり、さらに、どこでもおいしい食事を楽しんでいただけることと思います。多くの皆様方にご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。