会長挨拶

第48回日本手術医学会総会
会長 江島 豊
東北大学病院 手術部・材料部 特命教授
「チームが輝く「専門性」と「対和力」!」
この度、第48回日本手術医学会総会を、2026年12月11日(金)・12日(土)の二日間、仙台国際センターで開催することになりました。
本学会は、1964年昭和39年、東京オリンピックが開催された年に初めて開かれました全国国立大学病院中央手術部連絡協議会(現在の全国国立大学病院手術部会議)に端を発します。その後1979年に手術部研究会として独立し、1993年に日本手術医学会と改称、2022年には一般社団法人として法人格を取得し今日に至ります。本学会の長い歴史の中で、東北地方での開催は1989年の山形に次いで2回目、37年ぶりであり、仙台では初開催となります。
近年手術医療は、機器の高機能化、手術安全や感染管理の進歩、システマティックな手術医学教育などにより、以前ならば手術不可であった患者さんや超高齢者の手術が可能になったばかりでなく、低侵襲手術の普及、手術成績の向上などの恩恵を授かっています。一方、それら手術を支えているのは、外科医師、麻酔科医師、看護師、臨床工学技士、放射線技師、検査技師、薬剤師、滅菌供給業務担当者、医療安全スタッフ、事務職員だけでなく、清掃や物流管理などを担う委託業者職員、さらには機器・器機開発に携わる方々、医療機器の販売や保守管理をしている企業の方々です。一方多職種であるが故のコミュニケーション不足や折角の専門性や技術が活かせていない場面に遭遇することがあります。そこで今回の総会テーマは「チームが輝く「専門性」と「対和力」!」としました。本総会は、このような多岐に渡る職種や企業の方が一堂に会し議論できる希有な学会です。専門的知識を共有し、さらにチーム力が深化するための討論を皆様とできればと存じます。
第46回大会(大阪市、高階会長)に続いて12月という遅い時期の開催となりました。クリスマス色に染まったこの頃の仙台は、冬が始まったばかりであり、東北地方とはいえ意外と暖かく、私の好きな頃です。是非仙台へお越しいただき、学会で頭脳をフル回転した後は、初冬のイルミネーションで飾られた街並みや温泉、美味しいお食事やお酒を堪能していただければ幸いです。
多くの皆様のご参加をお待ちしておリます。